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投資って怖いもの?

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投資って怖いもの?

投資って怖いもの?

結論から言うと、投資は怖いものではありません。ですが、一般的に投資は、怖いものだったり、難しいものだったり、単なるお金儲けのためのものだったり、とマイナスなイメージを持たれることが多くあります。大事なお金を使うからこそ、不安になってしまうのは当たり前ですが、見方を変えれば怖いものではないことが分かります。

実は投資とは、『自分のお金を、価値があると感じられる人や会社に託して、経済的・社会的利益の一部を受け取ること』です。投資をすることで、私たちの生活をより豊かで便利にすることができます。

投資とは?

あらためて投資とはどういうことなのか、前のレッスンをおさらいする意味でも新たな例で考えてみましょう。

● 製薬会社の例

例えば認知症を完治させる薬を開発しようとしている、Aという製薬会社があったとします。しかし、お金がないと薬を作るための材料を買ったり、工場を建てたり、社員を雇ったりすることができません。

そこで、A社は薬を開発するためのお金を託してくれる人、つまり投資してくれる人を募ります。A社の開発の想いに賛同してくれた人たちが投資家となり、自分らのお金をA社に託します。そのお金で、A社は開発に必要なお金が入り、製品をつくり、多くの認知症患者を救うことができます。

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● リスクとリターン

薬の開発に限ったことではありませんが、ときには失敗もあります。投資を行う上で、絶対に損をしない投資は存在しません。だからこそ、リスクをとって投資をした人はそれによって得る利益も大きくなるのです。また、リスクを減らせる原理原則はあるので、事前に知識をつけて賢く自分のお金を増やしたり活かしたりすることができます

私たちの生活に役立つ新しいサービスを生み出していく企業は成長していきます。成長する会社は人気が出るのでその会社の価値も上がり、利益の一部を「配当」として還元してくれることで、投資した人にも利益が返ってきます。

このように、投資とは「社会を良くするために自分のお金に働いてもらうこと」と捉えることができます。 すなわち、投資は特別なものではなく、私たちの生活の一部にあるものなのです。

投資の種類

投資と一口にいっても様々な種類の商品や制度があります。ここでは主に7種類について以下に簡単に説明しています。

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目的と気持ちが投資のポイント

お金を増やすことは大切ですが自分がなぜお金を増やしたいのか、考えたことはありますか?いざ投資をしたいと思っても、目的が意識できないと自分に合った投資ができなくなってしまいます。

例えば、将来・老後のためや、生活のゆとりのためなど理由は人によって様々です。下図の縦軸は投資をする商品の市場価値の変動に対する人間の気持ちを示しています。横軸はお金を使う時期や目的の明確さを表しています。

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図のように投資の際には、「目的」と「気持ち」をうまく組み合わせて自分に合った方法を考えていきましょう

注目されているESG投資とは?

ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の英語の頭文字を合わせた言葉です。ESG投資を行えば自分のお金を増やすほかに、投資を通じて社会課題の解決に貢献することもできます。

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次のパートでは、「投資のリスクとリターン」について学びます。

1 投資とは?