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投資のリスクとリターン

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投資

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投資のリスクとリターン

投資のリスクとリターン

前回の復習と導入

前回のパートでは投資は怖いものではなく、自分のお金を活かして誰かの役に立つことだと学びました。このように、自分が保有するお金や資産を投資して、さらなる利益を求めていく方法のことを「資産運用」といいます。

どんなことにもメリットとデメリットがあるように、資産運用で必ずしもお金が増えるとは限りません。場合によっては、自分の手元の資産が減る可能性もあります。リスクとリターンを理解し自分自身のガイドラインに沿って、無理のない範囲で運用することが投資には不可欠です。

資産運用のバランス.png

「リターン」と「リスク」を知る

リターンときくと一般的に儲けや利益などのプラスのイメージをもつことが多いですが、実は損をする、といったマイナスの意味も含んでいます。投資において「リターン」とは、お金を運用した結果、得られる利益や損失のことを指します。

また、リターンがプラスになったりマイナスになったりする不確実性や、振れ幅の大きさのことを「リスク」といいます。
リスクが高いとは、リターンの変動幅が大きいことです。つまり、大きなリターンが期待できる反面、損失も大きくなる可能性があります。反対にリスクが低いと期待できるリターンも小さくなります。

image.png

リスクとリターンはブランコの関係性に例えることができます。(振り子に例えられることも多い)

ブランコを漕ぐとき私たちは後ろに下がってから、少しずつ勢いをつけて高く上がっていきます。

投資も同じように、マイナスのリターンがあるかもしれないというリスクを取るからこそ、高く上がるリターンを得る可能性があります。プラスとマイナスの振れ幅であるリスクが大きいことを「ハイリスク・ハイリターン」といい、小さいと「ローリスク・ローリターン」といいます。

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リスクの種類

投資のリスクには様々な種類があります。それぞれどんな内容なのかを正しく理解することで、リスクは危険や損失といった意味だけでなく「可能性」のことを含有していると分かります。

リスクの種類.png

どのリスクを受け入れるかによって投資商品や対象を決めることができます。まずは、リスクの意味を正しく理解し、自身のリスク許容度がどの程度なのか把握することが投資を持続させるために大切です。

次のパートでは、「リスクを減らすポイント、つみたてのメリット」について学びます。

1 投資のリスクとリターン