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現状把握

パート2

お金の管理の仕方

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現状把握

ここからはライフイベントの実例とともに、自分のお金を「いつ・何に・いくら使う」べきなのかについて、もう一歩具体的に考えてみましょう。

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ライフイベント

主なライフイベントとその金額(平均総額)としてあげられるのが、以下の通りです。

ただし、前パートでも述べましたがライフイベントは人によって異なります。ここで紹介するライフイベントは、あくまでも想定される例であることに注意して下さい。

就職活動費:約15万円

主な内容としては、リクルートスーツ代や交通費・遠方から就職活動といった場合には宿泊費用などがあげられます。
しかし昨今はコロナウイルスの影響により、上記に示した額から約5万円安くなっているなど減少傾向にあるようです。

結婚費用:約469万円

結納や結婚から新婚旅行までにかかった費用の全国平均です。

出産費用:約52万円

出産でかかる費用は、出産育児一時金*で大部分を賄うことができると言われています。

*)出産育児一時金:
出産に関わる費用負担の軽減を目的に、公的保険から一定額を支給される制度のこと。

教育資金:約1,000万円/人

これは、幼稚園から小学校まで公立、大学から私立であることを前提とした数値です。通わせる学校が私立か公立かで大きく金額が変化します。
子供が進学する時点でお金が払えたとしても、計画を立てておかなければ老後に皺寄せがきます。

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住宅購入費用:約3,494万円

これも、①注文住宅②中古戸建③新築マンション④中古マンションなどの条件により金額が変化します。

老後の生活費用:約26万円/月

これは、高齢夫婦かつ職をもっていない世帯の月の生活費用の平均を示しています。

介護費用:約17万円/月

これは、介護保険受給者の1人あたり使用額を示しています。

緊急資金:約60万円

急な病気や職を無くした時の備えも大切です。生活費の3ヵ月分から1年分あると良いと言われています。
(もしも1ヵ月の生活費が18万円だとしたら、54万円程度)

このように、主なライフイベントとその金額を説明していきましたが、「考えなくてはいけないことが多いな」と思った方もいらっしゃると思います。
次は、実際にライフプランを考えていくのですが、簡単に計画してみるだけなので構えなくても大丈夫です。

いつ・何に・いくら使うか考える

それでは早速ですが、以下のように自分のライフプランを考えてみましょう。
※金額やライフイベントの有無・順番はあくまで例です。

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自分のライフプランを書くことができたでしょうか。
本パートでは、具体的なライフイベントをもとに、「いつ・何に・いくら」使うのか学び、考えてきました。次のパートでは、このライフイベントにおける支出を賄う収入について学習していきます。

1 ライフプランについて