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お金を増やすための選択肢を持つ

パート1

学生のうちに知っておきたい投資のはなし

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お金を増やすための選択肢を持つ

コロナが収束したら友だちと旅行に行きたいし、留学して視野も広げたい!自分のやりたいこと・夢をかなえるためにどうしても必要なもの、「お金」。皆さんはどうやってお金を増やしますか?学生のうちから考えてみましょう。

まずはバイト

アルバイトをして生活費や好きなことに使うお金を稼いでいる方も多いと思います。
時給など条件面はもちろん気になるところですが、自分の興味がある分野であったり、就職活動や卒業後など将来を見据えたスキルアップに繋がる仕事を選ぶ視点も大切です。
学生のうちから「稼ぐ力をつける」こと を意識しましょう。

稼ぐ力.png

1 問題1

一攫千金をねらってみる?

宝くじや競馬などのギャンブルも、一気にお金が増えるイメージがありますね。
でも宝くじで1等が当たる確率は0.000005%、つまり2000万分の1!!!
また、宝くじや競馬の還元率(参加者から集めたお金のうち、当選金などの支払いに充てられる割合)にも注目してみましょう。
宝くじは50%・競馬は75%となっています。
この数字から、お金を増やす手段としては向いていないことがわかります。
ギャンブルは、あくまで趣味や社会勉強の範囲で行いましょう。

一攫千金.jpg

2 問題2

とりあえず預金する?

お金を貯める手段として初めに思いつくのは「預金」でしょうか。
子供の頃から預金している人も多いと思います。
でも今、世界は歴史的な低金利。
金利が変わらないものと仮定して、預金でお金を倍に増やすには、なんと7000年かかります
つまり縄文時代から預金して、やっと今倍になるということになります。

貯金金利.jpg

一方で、私たちの生活に必要な物やサービスの値段は少しずつ上がっており、
日本の消費者物価指数は20年間で約3%上昇しています。
(20年前に100万円で買えたものが、今買うと103万円必要になるということ)

物やサービスの価格変動.png

預金は元本割れがない(目減りしない)確実性がメリットですが、物やサービスの値段と比較すると価値は下がることもあることも頭に入れておきましょう。
 

3 問題3

「投資」という選択肢を持とう

お金を増やす選択肢として知っておきたいのが「投資」です。
こちらのグラフは、日本とアメリカの家計の金融資産の内訳を表したものです。
現金・預金の構成が高い日本人が20年間で資産を1.5倍しか増やすことができなかった一方、保険・年金・株式など「投資」の構成が高いアメリカ人は3.3倍にしています。
預金に投資を組み合わせることで上手に資産を増やしていくことも大切です。

日本とアメリカの比較.png

「投資」を選択した方の声はこちら

4 問題4

投資はこわいもの?

皆さんは「投資」に対して、どんなイメージを持っていますか?
難しいもの?怖いもの?お金持ちの人がやること?
実は投資とは、『自分のお金を、価値があると感じられる人や会社に託して、経済的・社会的なリターンを得ることを目指す活動』です

投資は怖いもの_ver20210705.jpg
例えばAという会社に投資したとします。A社はそのお金で、社員を雇ったり・新しい技術を開発したり…世界中の人が便利に暮らせるサービスをどんどん提供してくれます。そうすると使う人がもっと増えます。
私たちの生活に役立つ新しいサービスを生み出していく企業は成長していきます。成長する会社は人気が出ますので「株価」も上がるし、利益の一部を「配当」として還元してくれることで、投資した人にも利益が返ってきます。
このように、投資とは「社会を良くするために自分のお金に働いてもらうこと」と捉えることができます。
すなわち、投資は特別なものではなく、私たちの生活の一部にあるものなのです。

投資をさらに知りたい方はこちら



5 問題5