モーダルシフト
モーダルシフトとは、物流においてトラックなどの自動車で行われている配送の途中の区間を、環境負荷の小さい貨物列車や船舶などに転換する取り組みです。
モーダルシフトによるメリットは主に2つあります。
▼地球温暖化対策
1トンの貨物を1km運ぶ際に排出されるCO2(二酸化炭素)排出量は、トラックが225gなのに対し、鉄道は約1/13の18g、船舶は約1/5の41g(2019年度国土交通省)と、圧倒的に鉄道・船舶は環境負荷が少ないといえます。
▼労働環境の改善
従来のトラックでの運送業務は、工場から納品先までの数100km区間を運転し、数日かけて行われていました。
このモーダルシフトの導入によって、転換拠点までの運転になるため、効率良く業務を行うことができます。
このように地球環境・労働環境に対してのアクションは、物流に関わる様々な企業で取り組みが始まっています。
参考:東急不動産プレスリリース「~再配達の削減による CO2 排出量の抑制および入居者の利便性向上に寄与~」
1 モーダルシフト